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第26回青森県株式会社 丸重宇部商店

大型サバの新鮮さをキープする「大→中→小」の選別ライン

柔らかな日差しの差し込む午前11時台。鮮魚選別ラインの“終着点”の一つに作業員が集まり、流れてきた新鮮なサバを次々に箱詰めしていきます。サバの中でも特に大きなサイズのものだけを選んだ八戸の地域ブランド「八戸前沖銀鯖」の出荷です。

  • ▲ 鮮度を落とさないように箱詰め作業はスピーディーに行われる
  • ▲ 鮮度を落とさないように箱詰め作業はスピーディーに行われる

▲ 鮮度を落とさないように箱詰め作業はスピーディーに行われる

▲ 中型・小型に選別されたサバは冷凍室へ

▲ 中型・小型に選別されたサバは冷凍室へ

鮮魚販売や水産加工など手がける丸重宇部商店(青森県八戸市)では、機械による効率的な鮮魚の選別作業が行われています。この日も水揚げされたばかりの大量のサバがおおよそ同じサイズごとに分けられていきました。鮮魚として即日出荷されるのは大型のサバのみ。中型や小型のサバは急速冷凍されて、出荷まで冷蔵庫で保管されます。

かつて同社では、手作業によって鮮魚を一つずつ選別していました。しかしそれでは増え続ける需要に対応できないため、選別機を一台、また一台と購入し、合計3台の選別機を揃えるまでになりました。これらを一つのライン上で稼働させ、工場に入ってきた魚を3回に分けて選別しています。丸重宇部商店社長の宇部修司さんは、選別ラインへの投資を続けた理由を次のように語ります。

▲ X線検査機で異物混入を防ぐことも「当たり前」になりつつある

▲ 丸重宇部商店の2代目社長、宇部修司さん

「当社で多く取り扱っているサバの場合、しめサバ用には大きなサバ、缶詰加工用には小さいサバが使われます。お客さんによって求めるサイズが異なるので、要望に応じられるように選別をしています。鮮度を保ったままスピーディーに選別できるように、機械化を進めてきました」(宇部修司さん、以下「」内同)

港に水揚げされる魚の大きさは千差万別。工場に運ばれてくる段階では大きい魚も小さい魚も交ざった状態です。それらを選別してサイズごとにまとめるのも、魚の付加価値を高める方法の一つ。新鮮でサイズが揃っているから、注文が寄せられるのです。

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