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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

いい原料、いい油は工場を汚さない

「どうです? 水産加工の工場なのに、魚臭さがないでしょう?」

工場を案内しながら、誇らしげにそう話す水野さん。工場内ではすり身のにおいや菜種油の香ばしい香りはするものの、「魚臭さ」というのは確かにありません。

「いい原料、いい油を使っていると工場が汚れないんです。だから異変があった時はにおいですぐにわかります。父からよく言われたものです。食品工場の衛生状態は目で見てもわからないから、鼻でかげ、と。鼻を使えば見えない汚れがわかる。焦げもわかる。特殊な技能ではありませんよ。一週間も気をつけていれば、わかるようになるものです」

工場内ではこの日、すり身から製品の形にする成形機械が稼働していました。生産効率を向上させるため、復興支援事業の助成金によって新しく導入したものです。従来通り手作業で成形するラインと並行して設置されていますが、人間が作ったものと見比べてみても“手作り感”は遜色ありません。

▲ 成形機械で形を整えられたすり身は、そのままフライヤーへと運ばれていく

▲ 成形機械で形を整えられたすり身は、そのままフライヤーへと運ばれていく

「揚げ蒲鉾の表面が凸凹しているのは、中まで火を通しやすくするためです。作業効率化のために機械を導入しましたが、人間が作ったような手作り感は残しています」

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