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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第59回青森県株式会社ヤマヨ

正しいものづくりの姿勢を持つ「四本の矢」

イカの不漁、サバの小型化に悩まされる三陸地方の水産加工会社が多い中、青森県八戸市のヤマヨは、部門間の支え合いでこの難局を乗り越えようとしています。鮭鱒ユニット長の成田剛志さんは次のように語ります。

▲	鮭鱒ユニット長の成田剛志さん

▲ 鮭鱒ユニット長の成田剛志さん

「当社にはイカ加工、サバ加工、鮭鱒加工、魚肉練り加工の4つの製造部門があり、工場もそれぞれに分かれています。どの部門も当社の重要な柱で、どれか一つの部門の調子が悪くても他部門の売り上げでカバーしてきました。繁忙期には、別部門の人員をヘルプで呼ぶこともあります」(成田さん、以下「」内同)

一本の矢は簡単に折れるが三本の矢は折れにくいという「三本の矢」の話は有名ですが、ヤマヨは「四本の矢」で結束しています。ところが震災後は、不利な状況がいくつも重なりました。風評被害、原料不足、そして慢性的な人手不足。イカ、サバ製品は売り上げが下がり、練り製品の工場も毎日稼働させることが難しくなりました。4部門のうち3部門が苦境に立たされてしまったのです。

「そんな中でも鮭鱒類は原料の供給が比較的安定しており、震災直後もお客さまからすぐに注文が入りました。ガソリン不足などの問題はありましたが、トラックをチャーターするなどして対応しました」

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