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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第69回宮城県本田水産株式会社

「食材王国」石巻の魅力を最大限に活かした、唯一無二のブランドで勝負

本田水産の創業者は、現社長である本田太さんのお父様。創業したのは終戦間もない頃でした。努力家だった先代は、家族の生活のため、漁師、養殖などできることは何でもやったのだそうです。会社のある石巻から、今でさえ電車でも50分はかかる塩釜まで、自転車で行商に行くこともあったとか。

牡蠣の選別作業をする熟練の従業員

▲ 牡蠣の選別作業をする熟練の従業員

その後、宮城県での牡蠣養殖が盛んになる時期に、牡蠣の養殖や仲買に重点的に力を注ぐようになり、以降、本田水産は「牡蠣屋」として順調に発展を遂げてきました。

取材で訪れた時も、ちょうど仕入れた牡蠣の選別作業中。殻付き牡蠣として出荷するもの、剥き身にするものなど、熟練の従業員が手早く仕分けをしていきます。

牡蠣の中でも特に力を入れているのは、平成7年に出会った「浜市」の牡蠣。この牡蠣にほれ込み、生産者とともに浜市での牡蠣養殖の発展に尽力してきました。通常、牡蠣の養殖は2年かけて育て収穫しますが、栄養分豊富な浜市では、わずか1年で大粒の牡蠣に成長するのだそう。しかも一年子の牡蠣は、二年子に比べて、身が締まり、弾力もよく、非常に美味しい牡蠣になると言います。浜市の牡蠣を広めようと、ブランドのロゴも作成。本田水産のホームページでも浜市を積極的に紹介しています。

  • こだわりの浜市のかき

    ▲ こだわりの浜市のかき

  • 浜市のロゴは名刺にも印刷し、積極的にアピールしている

    ▲ 浜市のロゴは名刺にも印刷し、積極的にアピールしている

「浜市は東松島の鳴瀬川・吉田川が海に流れ込む場所にあります。2つの川が山の栄養分を運んでくるためプランクトンの量が多く、短い期間で実入りの良い牡蠣が育つし、味も抜群なんです」(本田水産株式会社代表取締役 本田太さん、以下「」内同)

▲ お話を伺った本田太さん

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