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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第91回茨城県こいち商店

風評被害からの回復を目指し
―生産力と品質の向上を図る

「はい、次はこっち行くよ!」「次は、5kgね。準備して」。

私たちが北茨城市大津町のこいち商店さんに取材にうかがったのは、13時すぎ。11時のセリで買い付けをしたしらすが、ちょうど工場に到着した時間でした。作業の指示をする活気のある声が次々と響き、声がかかるたびに、全員が手際よくキビキビと次の仕事に取り掛かります。

こいち商店代表 鉄 訓一さん

▲ こいち商店代表 鉄 訓一さん

「急に急ぎの注文が入ったもので、慌ただしくてごめんなさいね。塩の加減を見たり、機械の調整をしたり自分じゃないとできないことが多くて」。そう語るのは、こいち商店代表の鉄訓一さん。話をしながらも、機械を組み立てたり、箱詰めを行う従業員と手順を打ち合わせたり、どんどん仕事をこなしていきます。魚の中でも鮮度が重要なしらすの加工では、このスピーディーさが鍵となるのです。

手順の確認や準備が済んだら、いよいよ釜ゆで作業。鉄さんが保冷車から次々としらすの入ったケースを取りだし、大きさを選別。小さいものから順に下ろして行きます。しらすの大きさによって機械を動かすスピードや、火を入れる時間が変わってくるため、大きさごとにきちんと分けておく必要があるのです。

車から下ろしたしらすは、水洗いされた後、少量ずつ引き揚げられ煮沸装置の中へ。釜の中で8回蛇行を繰り返し、茹でていきます。この日のしらすの大きさから茹で時間を2分半に決定。毎回スマホできっちり時間を計って調整しています。

  • 保冷車からしらすを下ろす時に大きさを見極め、車から下ろす

    ▲ 保冷車からしらすを下ろす時に大きさを見極め、
    車から下ろす

  • 煮沸装置で茹で上がったしらすを次の乾燥工程へ

    ▲ 煮沸装置で茹で上がったしらすを次の乾燥工程へ

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