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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

半減した人員不足をカバーする新工場は効率設計

東日本大震災では、9.3メートルの津波が観測された釜石市。
海に面して立つ井戸商店の工場も、大規模半壊の被害に遭いました。

「若い頃に地震のデータを扱っていた自分が、まさかこういう経験をするとは思ってもみませんでした。こんなに大きな地震が起こるものなのかと驚くほどの揺れで、まともに立っていられませんでした。幸い工場の裏が山になっているので、津波が来る前に全員で坂を登って避難しました」

津波により工場の2階部分まで浸水し、工場内に車も流されてきました。想定外のことばかりが起こる中、大橋さんの予備知識の通りだったのは、『災害時は電気、ガス、水道の順番で回復する』ことでした。

震災後は人手不足に悩まされる毎日。もともと68人いた従業員は、その半分以下の30人ほどにまで減ってしまいました。
工場の建て替えにあたっては、それを補うために効率化を重要視しました。

「新工場は知り合いの設計士に頼んで、作業効率や拡張性を考えたつくりにしてもらいました。作業スペースを広く取ったり、エレベーターの位置を変えたりして、以前よりも作業がしやすくなっています。最近新たにコンベアーを購入することができましたが、機械の導入も積極的に行っていきたいと思っています」

  • ▲ 作業の効率化には機械が欠かせない

    ▲ 作業の効率化には機械が欠かせない

  • ▲ 平成27年度補助事業で導入した効率化機器

    ▲ 平成27年度補助事業で導入した効率化機器

限られた人員でまずすべきことは、作業の効率化。
そしてその先に、大橋さんの切望するオリジナル製品の開発があります。

今も温めているアイデアは数知れず。
それらを形にするため、大橋さんの心に宿した「ものづくりの灯」が消えることはありません。

株式会社鴨安商店

株式会社井戸商店〒026-0002 岩手県釜石市大平町4-1-26
自社製品:イカ各種
(オリジナル製品は「ねじねじくん」、「花ちゃん」)
WEBサイトはこちら

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