復興水産加工業 販路回復推進センター

 

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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

きれいな家に住んでいても汚れた手でおにぎりを握っては
意味がない

森下水産ではサンマ、イカ、サバ、イワシなど、地元の大船渡魚市場で買い付けた水産物を自社工場で竜田揚げやフライ用などに加工しています。最近は調理の手間を省きたい食卓のニーズに合わせて加工度を上げており、工場内で焼き調理まで施しているものもあります。

  • ▲ 焼き加工も行う工場内には食欲をそそる匂いが立ち込める

    ▲ 焼き加工も行う工場内には食欲をそそる匂いが立ち込める

  • ▲ 電子レンジで温めるだけで食べられる焼ししゃもの包装ライン

    ▲ 電子レンジで温めるだけで食べられる焼ししゃもの包装ライン

「ニーズの高まる簡便商品の開発、高付加価値商品の開発を進めるには、新しい機材の導入が不可欠でした。そこで復興支援事業の助成金を活用して、循環式過熱水蒸気焼成ラインや、主にコンビニ向け商品の包装に使われる横型ピロー包装器、バッター・パン粉付け機ラインなどを導入しました。パン粉はこれまで手作業で行っていましたが、コスト競争に負けないためにもこの機械が必要でした」

  • ▲ 循環式過熱水蒸気焼成ライン

    ▲ 循環式過熱水蒸気焼成ライン

  • ▲ 横型ピロー包装器

    ▲ 横型ピロー包装器

  • ▲ バッター・パン粉付け機ライン

    ▲ バッター・パン粉付け機ライン

新しい工場が完成し、新しい機械も揃った。いよいよ本格的な販路拡大に乗り出す森下水産ですが、そんな中でも森下さんが一歩立ち止まって顧みるのが「安全」です。

「工場が立派であるかどうかと、商品が安全であるかどうかは別問題です。当社は幸い新しい工場を建てることができましたが、たとえ古くてもきれいな工場であることが第一です。もちろん運用面も大事です。社員教育は一日してならず。立派できれいな家に住んでいても汚れた手でおにぎりを握っていたら意味がないのと同じで、工場内の衛生管理についてはしっかりと教育しています」

▲ 衛生管理を徹底している工場内の様子

▲ 衛生管理を徹底している工場内の様子

森下水産では安全管理に関しては早くから対応をしてきました。2001年には食品衛生管理の国際基準であるHACCP(ハサップ)を取得しましたが、同社ではその基準よりも厳しい管理体制を敷いているといいます。森下さんは「安全上の問題で作れないものはない」と胸を張ります。

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