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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

大船渡は『魚よし、市場よし、工場よし』

売り上げベースではすでに震災前の水準を超えている森下水産。しかし昨今の原料高が響き、思うように利益をあげられていません。新機材導入などのハード面だけでなく、ソフト面でも省力化や価値の向上を図っていくことが今後の課題だといいます。

「原料が不足している魚種は大船渡以外から取り寄せることもありますが、基本的には大船渡の市場で原料を買って、自社工場で加工することを原則としています。そうすることで、仕入れから加工まで一貫して大船渡で行われているという地産のストーリーを見せることができるからです」

市場で買い付けをするのも森下さんの仕事。かれこれ30年近く、毎朝6時に大船渡魚市場に顔を出しているといいます。だからこそ感じていることがあります。

「大船渡ではいい魚がとれます。それをおいしく食べられるように加工する工場があります。
『魚よし、市場よし、工場よし』の大船渡ブランドは間違いなくいいブランドなんです。でも知名度がない。業界の人には知られているけれど、一般の人にはまだ知られていません。同業者とも連携して大船渡ブランドの価値を広めていかないといけません」

森下さんは、それが震災後も人口減が続く大船渡市の活性化につながるとも考えています。

「外に出ていった若い人たちが、高齢の親の面倒を見るために地元に戻りたくても働く場所がなくて戻ってこれないということもある。そんな時に当社は『働く場所はあるから戻ってこいよ』と言われる企業の一つでありたいと思っています。自分の会社だけで頑張るのではなく、大船渡全体を盛り上げていきたい。地域が頑張れば、必ず人は戻ってきますから」

まだ至る所で工事の続く大船渡市内ですが、「大船渡ブランド」の普及が地域復興につながる近道なのかもしれません。

森下水産株式会社

森下水産株式会社〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字田中島27-23
自社製品:サンマ、イカ、サバ、イワシなどの加工製品(竜田揚げ、フライ、塩焼き等) WEBサイトはこちら

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