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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

震災で仕入れ先を失う。
移動販売から始めた復活への挑戦

2011年の東日本大震災が起きるまでは、福島県いわき市の勿来(なこそ)漁港で原料の8割を仕入れていたという鈴木さん。地理的にも車で10分ほど近く、通常は1泊で行われることの多い底引漁で、勿来漁港は日帰りでの漁が多いため鮮度もよかったからだそう。少しでも鮮度のよいものを、という鈴木さんのこだわりです。

茨城県北東部、福島県との県境に位置する北茨城市、大津港。東日本大地震の当日、北茨城市では震度6弱、津波によって大津港はじめ、市内の太平洋沿岸部は大きな被害を受けます。
地震と津波の被害で、工場と隣接する自宅は大規模半壊でした。しかし、北茨城は福島県との県境のため福島海域での漁が多く、地震と津波の被害よりもその後の原発事故による影響が大きかったといいます。

勿来漁港は操業停止に(現在は週2、3回の試験操業中)。仕入先を失ってしまいます。

「当時は本当にこの先どうしたらいいのかな、やっていけるのかなという不安しかなかったですね」

工場内の設備も多くが被害を受けて使用不能に。
それでも、およそ3カ月後には、修理を終えて使える設備だけでみりん干しなどから製造をはじめ、車での移動販売を再開させました。

「とにかく動かないと、何も始まらないからね」

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