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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

原料・製法にこだわって作りたてを届ける

工場では、こんがりときれいに揚がったさつま揚げが次々と製造されていました。

おいしさの秘密は原料のほかに揚げ方にもあるそうで、一次フライヤーでは低温で中までじっくり、二次フライヤーでは高温で手早く二度揚げを行っていました。こうすることで、手間はかかりますが、魚の旨みをギュッととじこめて、外はかりっとした食感に出来るそうです。

「さつま揚げは単価が低い商品なので、一般的に手間をかけるのは難しいと思われていますが、当社では品質で勝負する、という方針で従来からの製法にこだわっています」(澁谷さん)

▲ 漁獲後、船の上でそのまますり身にされる「洋上すり身」を使用。複数の魚すり身をブレンドすることで、化学調味料を使用しなくても、コクのある味を出せる

▲ 漁獲後、船の上でそのまますり身にされる「洋上すり身」を使用。複数の魚すり身をブレンドすることで、化学調味料を使用しなくても、コクのある味を出せる

▲ 一次フライヤーで中までじっくり火を通し、二次フライヤーで旨みを閉じ込める手法を守り、365日手間ひまをかけて作られている

  • ▲ 一次フライヤーで中までじっくり火を通し、二次フライヤーで旨みを閉じ込める手法を守り、365日手間ひまをかけて作られている
  • ▲ 一次フライヤーで中までじっくり火を通し、二次フライヤーで旨みを閉じ込める手法を守り、365日手間ひまをかけて作られている

▲ 一次フライヤーで中までじっくり火を通し、二次フライヤーで旨みを閉じ込める手法を守り、
365日手間ひまをかけて作られている

現会長の佐藤徳雄さん自ら今でも毎日工場に立ち、今日の出来栄えはどうか、検食を欠かさないそうです。

「いくら品質のよい原料にこだわっていても、食べた方が『おいしい』と感じなければだめなんですよね。定番のさつま揚げは、30年近く作りつづけていますが、時代とともに少しずつ、消費者の味の好みや食文化も変化してくる。それに合わせて、少しずつ作り方を変えてきています。お客様に、味が変わったなと思われてはだめなんです。気づかないぐらいに少しずつ、本当に少しずつです(笑)。変わったことには気づかない、でもいつ食べてもおいしい。そこが大切なんです」(三浦さん)

この日も、事務所で受けた注文が工場に直で転送され、製造されたばかりの製品が首都圏はじめ、中京、東北、北陸などの地域へすぐさま発送されていました。

「季節によって魚のすり身の質も変わります。当社では合成保存料を使っていないため、賞味期限が製造日から6日と短くなっています。作りたてをお客様に提供するため、365日毎日製造、毎日出荷しています」(澁谷さん)

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