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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

逆境を逆手にとって、大胆な経営改革を進める

大幅な人員減、そして風評被害・・・このような状況の中、ソウマが取り組んだのは大胆な経営改革でした。それまで製造していた製品を大幅に減らし、選択と集中に取り組んだのです。「売り上げの80%は、上位20%の商品が稼いでいる」というパレートの法則に従い、商品ロスやコストを徹底的に見直し、売れ筋商品以外の製品を大幅にカット。最終的には3〜4割の商品を削減し、少ない人員でも回せる体制を整えました。

「流出した人材は戻ってこないし、人手に頼るより、機械化を進めて人海戦術をとらなくても大丈夫な状態にしていかないと、これからはダメだと考えました」

商品だけでなく、キャッシュフローの見直しや、在庫整理なども徹底。時間、場所、お金、すべての面でのロスを見直し、新製品の開発に回せる余力を見つけていったのです。大きな変化には痛みや抵抗がつきまとうものですが、この時のソウマは社内が一致団結し、変化に踏み切ったとのこと。「ジリ貧で、このままではどうしようもない」という危機感が全員に共通してあったからできたのだ、と相馬さんは語ります。

そうして取り組み始めたのが冒頭でも紹介した新製品開発です。

「捌く技術や設備は整っており、原料であるさばもあります。購入した原料のうち、干物の適正サイズから外れるものにどう付加価値をつけるかを考えたら、大きな原料はしめさばにするのが最適だという結論になって開発を始めました。また小さな原料は細かくカットし、スティック状の干物にすることを思いつきました」

新製品の開発においても、余分なコストをかけず、“今あるもの”、“出来ること”を最大限に活用しています。

  • ▲ 茨城県水産製品品評会において県知事賞を受賞した国産しめさば

    ▲ 茨城県水産製品品評会において
    県知事賞を受賞した国産しめさば

  • ▲ スティック状の干物(さば)

    ▲ スティック状の干物(さば)

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