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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

食材王国の地の利を生かして、様々な食材の加工にチャレンジ

これだけ牡蠣にこだわりを持っているにも関わらず、現在、本田水産では牡蠣以外にも、わかめ、鮭、うに、ホヤ、ほたて、さんま、さば、いわし、小女子など多種多様の食材を加工し、製品化しています。加工の方法も、刺身用のフィレに始まり、燻製、天日干し、塩辛、オイル漬け、味噌漬け、味噌煮、アヒージョ、コンフィなど多岐に渡ります。なぜ、これだけの品種を扱っているのでしょうか?

「牡蠣だけに頼っていると、牡蠣が売れない時に仕事がなくなってしまうでしょう。実際に牡蠣が全然ダメだった年があったんです。その時は、金華さばの水揚げが良かったので、“よし、さばで何かやってみよう”と思って、さばを手がけ始めました」

その時以来、牡蠣だけに頼らず、様々な商品を手掛け始めた本田水産。2017年の製品案内カタログには、70種類以上の商品が掲載されています。商品数が多いだけではなく、その品質も確か。その証に本田さんが社長に就任した平成9年以降、宮城県の加工品品評会で水産庁長官賞、宮城県知事賞などを多数受賞しており、平成29年にも「金華スモークサーモン(腹身)」が宮城県議会議長賞に選ばれました。また復興庁主催の「世界にも通用する“究極のお土産”品評会」でも、平成27年に、東北6県の496品の中から「金華さば燻製」が「究極のお土産10品」に選定されています。

  • 金華スモークサーモン(腹身
  • 金華さば燻製

▲ 宮城県議会議長賞を受賞した「金華スモークサーモン(腹身)」(左)と究極のお土産に選ばれた「金華さば燻製」(右)

高品質な製品を生み出す礎となったのは若い頃の体験。実は本田さん、若い頃は築地の中央魚類に勤務していたため、全国から集まる質の良い魚をたくさん扱った経験があり、魚の目利きには絶対の自信を持っているのです。そして、もう1つ本田さんの原動力となっているものがあります。それが地元石巻への誇りです。

「石巻は食材王国。南の魚も北の魚も獲れ、魚種の豊富さは日本一だと思っています。養殖も盛んで、しかもどの食材もすごく美味しい。金華さばなどブランドも多いし、石巻で獲れたものを加工するだけで、余所では出来ないことが出来るんです」

▲ 地元、石巻が誇る食材の数々を描いたイラスト。商談の時にも持参するそう

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