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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第94回岩手県東和水産株式会社

魚の大小にかかわらず市場で買える強み

1956年(昭和31年)に、東京・築地で営業を開始した東和水産。大船渡に営業所ができたのは1973年のことです。鮮魚出荷を中心に事業を営んできた同社ですが、最近はその割合も下がってきているようです。

「以前は全体の7割ほどが鮮魚出荷でしたが、最近はその割合が3割ほどにまで下がりました。ただ、入ってくる魚の大きさにもよるので、5割ほどになることもあります。大きい魚はだいたい鮮魚で出荷しています。それ以外は凍結、冷凍保存して、一年中いつでも出荷できるような体制を敷いています」(田村さん)

同社が扱う魚は主に、サンマ、サバ、イワシ。2017年はそれぞれ概算で900トン、1,500トン、1,200トンほどを扱ったそうです。2018年はサバが伸び悩んだものの、サンマは好調。ただし、魚の小型化により、その扱いにも変化があるようです。

「100グラムから200グラムの小さいサバは餌用に加工しています。イワシも小さいものは輸出用にしています。東南アジアで缶詰用として需要があるようです」(田村さん)

同社の強みは、どんな大きさの魚も扱えるということ。大きい魚は鮮魚として。小さい魚は餌用として、あるいは輸出用として。また工場隣に鮮度維持可能な急速冷凍庫と6,500tの保管用冷凍庫があるので、加工向のものは一旦冷凍保管し、必要な時期にフィーレ等の加工を行い出荷する。そのように柔軟に対応することで、工場の稼働率を高めています。

  • 工場横にある-50℃の急速冷凍庫

    ▲ 工場横にある-50℃の急速冷凍庫

  • -30℃の保管用冷凍庫(保管能力6,500t)

    ▲ -30℃の保管用冷凍庫(保管能力6,500t)

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