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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第130回千葉県有限会社ぼうか水産

注文に応えられない状況から大幅な生産能力アップで在庫を確保できるまでに

そこで、限られた人員で増産体制を整えるため、2019年に販路回復取組支援事業の助成金を活用し、魚類中型三枚卸機・センターカット機、魚類頭取機、整形テーブル付ベルトコンベア、自動梱包機、冷凍機を導入しました。

その結果、一日のサバ原料の処理数量は、もともと15人で5トンが限界でしたが、導入後は14人で7.3トンにまで増やすことができるようになりました。梱包は400ケース/日が430ケース/日となるなど作業の効率化を実現。さらに、冷凍機が新しくなったことで、従来は、サバフィレ1トンにつき12時間かけて凍結していたところ、2トンを8時間で凍結可能となりました。

また、時間がかかっていた清掃の時間短縮のため、温水高圧洗浄機、高圧洗浄機を導入。1時間かかっていた洗浄作業が半分の30分で完了できるようになりました。

このように生産量も増え、作業効率が上がり、製品の在庫確保が可能となったことで、大量注文にも対応できる体制が整ったのです。

魚類頭取機(手前)と、魚類中型三枚卸機・センターカット機を整備しサバフィレ加工ラインを整えた
▲ 魚類頭取機(手前)と、魚類中型三枚卸機・センターカット機を整備しサバフィレ加工ラインを整えた
現在主力商品のサバフィレ。ほぼ80%銚子港で水揚げされたサバを原料としている
▲ 現在主力商品のサバフィレ。
ほぼ80%銚子港で水揚げされたサバを原料としている

機器の導入から約1年が経ち、純利益は前年度から1.25倍にアップ。震災直後は、震災前の売上の約3割まで落ち込みましたが、現在は、委託加工による収入が増加し、2018年~2019年は震災前と比べ純利益約3割増という成果を出しています。

このほかに、2019年11月からは、新たに「ホッケの開き干し」の委託加工を開始し、今後、さらなる増産が見込まれます。

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