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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第132回千葉県株式会社いとう商店

「魚本来の姿、おいしさを子どもたちに」
目利きと加工技術で次世代へつなぐ魚食文化

株式会社いとう商店は、明治22年、現在本社のある地と同じ千葉県旭市で、現在、代表取締役を務める伊藤克幸さんの曽祖父にあたる伊藤平次郎さんによって「伊藤水産」として創業されたのが始まり。当時は、地引網で獲ったイワシを飼料にして販売し、半農半漁を営んでいました。平成6年には法人化され、現在の社名に。克幸さんは4代目を継いでいます。

いとう商店 代表取締役の伊藤克幸さん
▲ いとう商店 代表取締役の伊藤克幸さん

創業から130年以上の長きにわたり続く、いとう商店の強みは、なんといっても地元で揚がる魚の“目利き”。

「鮮度はもちろんですが、揚がった魚がなんでもいいわけではなく、顧客の注文、ニーズに合わせた“目利き”で仕入れた原料を使って、丁寧な商品づくりをする。例えば、開きにするには脂の乗った11月~1月までのイワシがいいんですが、つみれの原料なら脂の少ないそれ以外の時期に獲れたものを使います。それがうちの加工屋としての仕事だと思っています」(株式会社いとう商店 代表取締役 伊藤克幸さん、以下「」内同)

その後も、主に地元である銚子港で採れたイワシを原料に、つみれやフィレなどを手がけてきましたが、伊藤さんが4代目を継いだあとは輸出・輸入業も開始。中国やヨーロッパ向けにイワシを輸出し、この事業だけで同商店全体の取り扱いの約3割をあげるなど堅調に業績を伸ばしていきます。

この他にも、コンビニエンスストアや学校給食向けのサバの切り身など、イワシを主力にしつつ、多角的に事業を展開してきました。

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