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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第134回宮城県五光食品株式会社

独自製法で旨味凝縮、
大粒のカキに乗せた世界進出の夢

古今和歌集の歌などに詠まれ、松尾芭蕉もその姿を眺めたという宮城県塩竈市の籬が島(まがきがしま)。外周150メートルほどの小さな島の前に本社工場を構える五光食品は、「カキと牛タン」という珍しい組み合わせの製品作りをしています。

▲ 古来、数々の歌人が歌に詠んだ籬が島

「当社は、もともとこの場所にあった、かき小屋(カキ専門の飲食店)の事業を継承しています。当社が事業を引き継ぐ2008年以前から、カキと一緒に牛タンも扱っていたようです。詳しいことはわかりませんが、おそらく仙台が近いこともあったからでしょうね。その後、2010年からは当社工場で加工も行うようになりました」(常務取締役の平間正行さん、以下「」内同)

▲ 五光食品常務取締役の平間正行さん

工場は1階がカキ、2階が牛タンとそれぞれの加工場を分けて「みやぎHACCP」を取得しています。また、旨味成分を閉じ込めたまま冷凍保存することが可能なハイパーフリーザーを擁し、カキと牛タン、どちらも通年加工しています。

「加工は薫製(くんせい)と炙(あぶ)りがメインとなっています。現在の柱となっている商品は『かき一夜干し UV-Aウマァミーノ』です。紫外線を照射して乾燥させる特殊な方法で、カキの旨味成分を凝縮させています」

ウマァミーノは2019年に第29回全国水産加工品総合品質審査会で農林水産大臣賞を受賞するなど、県内外で高い評価を得ています。

▲ 宮城県産の大粒カキを使用した人気商品「ウマァミーノ」
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