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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第148回宮城県石株式会社丸ほ保原商店

「脱プラスチック」など最新トレンドも見据えながら

2020年、2021年とコロナ禍に見舞われる水産加工業者も多い中、丸ほ保原商店にはどのような影響があったのでしょうか。

「外食向けの生ガキの出荷は減っていますが、当社はスーパーなど量販店向けへの出荷が中心なので、そこまで大きな影響はありません。今後もトレンドを見ながら製品づくりを考えていくつもりです」

昨今、消費者からのニーズが高まっている簡便商品も、保原さんは「もっと簡便なものを作らないといけない」と考えています。そして、さらに先のニーズも見据えています。

「これからは環境問題が大きなテーマになるでしょう。食品業界でも脱プラスチックの流れがある。紙やプラスチックの代替品として期待されている石灰石を使用した容器などは、メカブ製品の容器としても使えそうなので、当社としても注目していきたいですね。食品業界も環境問題に向き合わないといけない時代。需要はあると思います」

そんな未来志向の一方で、足元も見続けています。

「震災後は、お客さまが残ってくれるかどうかも分からない中で、原料の調達から工場の再建まで、すべて手探りで進めていました。大変なことの連続でしたが、条件はみんな同じだと思ってやってきました。こうして今私たちが事業を続けられているのも、地元の皆さんのおかげです。これからも地元の原料を使っていくことにこだわり続けたいですね」

震災直後、保原さんは津波で被災した地元の養殖業者のために、棚やロープなどの資材を海外から取り寄せて再開を支援しました。生産者の事業再開は、自分たちの再生のためにも不可欠でした。父子2代でこだわってきた、地元の海の幸を届けるということ。時代のニーズを捉えながら、これからもその軸は変わりません。

株式会社丸ほ保原商店〒986-2135 宮城県石巻市渡波字神明16-5
自社製品:カキ、ウニ、ワカメ、メカブ、コンブなどの加工品
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