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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第152回茨城県小沼水産株式会社

異なるアンテナを強みに。
歳を重ねても食べ続けられる霞ヶ浦の味を届ける

茨城県かすみがうら市。日本第2位の湖面面積を誇る湖“霞ヶ浦”が眼前に広がるこの地で明治37年に「マルダイ」の屋号で創業した小沼水産株式会社。創業当時は霞ヶ浦の帆引き船を使った網漁法で漁獲されたワカサギやシラウオを塩ゆでし、天日干しした煮干しのほか、佃煮の製造、販売を行っていました。

創業者は、現代表取締役の小沼和幸さんと取材当日お話を伺った専務取締役の小沼敏也さんの曽祖父にあたる小沼大介さんで、「(マルダイ)」の屋号は大介さんのお名前の「大」に由来するもの。地元では「小沼水産」ではなく今でも「マルダイさん」と呼ばれ親しまれています。

小沼水産株式会社専務取締役の小沼敏也さん
▲ 小沼水産株式会社専務取締役の小沼敏也さん

敏也さんは、大学では経営学を、兄の和幸さんは管理工学専攻。食品業界を中心に就職活動を行い、銚子に本社がある水産会社勤務後、食品全般の原料を扱う商社を経て、27歳のときに小沼水産に入社、入社後は現場で経験を積みました。

両親からは言われませんでしたが、大学を卒業すると同時に、親戚から兄を支えてこの会社を一緒に引き継いでいくようにと言われていましたね」(小沼水産株式会社 専務取締役 小沼敏也さん。以下「」内同)

三代目を継いだ父・秀雄さんが12年前に病気で他界したことを機に、四代目として兄の和幸さんが代表取締役に就任しました。

現在は顧客のニーズに合わせて各地から仕入れた原料の加工も手掛けていますが、主力商品は創業当時から一貫して変わらずワカサギ、シラウオ、川エビなど。素材、調味料、調理方法にこだわり、伝統の味に加えて常に改良を重ねてきたその商品の品質の高さは、本社事務所にずらっと掲げられた数々の賞状が物語っています。

賞状
▲ 平成13年「わかさぎ飴煮」で「農林水産大臣賞受賞」など、
事務所には全国水産加工品総合品質審査会の受賞の賞状が掲げられている。
品質への誇りを持ち続けるためだ
わかさぎ飴煮
▲ 小沼水産で一番人気のわかさぎ飴煮
浮かし炊き製法で作るため魚の身崩れが少なくきれいに仕上がる
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