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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第153回千葉県株式会社イリヤマサ加瀬商店

鮮魚を柱としてきた強みを活かし
うちにしかつくれない商品で安定に導く

現在は、サンマの開きのほか、凍結加工した魚を加工業者に原料として卸していますが、今後は、質のよい魚を仕入れたときに、自社で加工して販売できるように新商品開発に取り組んでいきたいと話す加瀬さん。銚子港に出入りする冷凍加工品を扱う専門商社の担当者に、「どういう加工をしたらいいか」と直接聞いて情報収集し、すぐに工場で実践、という試みを繰り返しているのだそうです。

「鮮魚をずっと扱ってきたという強みをいかして、いい原料を厳選した自社加工品づくりができたらと。イリヤマサ加瀬商店のものなら間違いないと思ってもらえる商品がつくれたらと思います」

静岡県から銚子に移り住んで20年。最初は自分にできるのか、と不安だったという加瀬さんですが、「毎日、今日はどんな魚が揚がるかワクワクします」と話します。一方で、「一日一日が勝負です。そこがこの仕事の面白さでもありますが、銚子港に水揚げがないと仕事を生み出せないという不安定さを解消していかなければ」とも。安定して工場を稼働させるためにも、自社加工による新商品づくりが必要だと言います。

震災の年とその翌年に生まれた息子さんは、現在小学校4年生と3年生に。工場で箱出しなどの仕事を手伝ってくれるそうです。

先々代と通った市場での日々に培った「魚の目利き」を土台に、イリヤマサ加瀬商店の柱をもっと強いものにと奮闘する加瀬さん。「次世代によい形でつなげたい」。そんな強い思いが伝わってきました。

株式会社イリヤマサ加瀬商店〒288-0046 千葉県銚子市大橋町6-14
自社製品:鮮魚出荷(イワシ、サバ、サンマなど)、
塩干品製造(サンマ)、加工用原料

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