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企業レポート 被災地で頑張る加工屋さんをご紹介します

第155回宮城県マルト石森水産

良質なアナゴの鮮度をそのままに届けたい
その信条を貫き、コロナ禍を乗り越える

宮城県石巻市牡鹿半島の小渕浜。
慶長18年(1613年)、仙台藩祖伊達政宗の命を受けた慶長遣欧使節団を乗せたサン・ファン・バウティスタ号が出航した港といわれる月浦にも近いこの地で、マルト石森水産はアナゴおよびサヨリの仲買・加工、ワカメの養殖を営んでいます。

▲ 地元の漁師さんから遠方の得意先まで、人を大切にする
マルト石森水産 代表 石森敏夫さん

代表の石森敏夫さんは、実家の家業であった漁師の仕事を手伝う傍ら、自らの手で販路を切り拓きつつ、アナゴの仲買を始めました。

「当時は20代前半で蓄えもありませんでしたから、独り立ちすることは考えていませんでした。漁師である父の手伝いをしながら、仲買の仕事は私だけで行っていたんです。事業として本格的にスタートしたのは1986年。今から35年ほど前です。茨城県の港にまで足を運んでいた時期もありましたが、現在、アナゴはすべて宮城県内で買い付けています」。

20歳前後には2回、マグロ船に乗船したこともあるという石森さん。その時にふれた「マグロを待っている人がいるから頑張ろう」という心意気や、「買ってくれる人への感謝を忘れない」という漁師の心得は、父親の漁をサポートしていた経験と相まって、現在の仕事にも生きていると話します。

▲ おもに首都圏に届けられるアナゴ
(インスタグラムより)
▲ アナゴは大きさごとに分別され、網に入れられ水槽へ
(インスタグラムより)
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